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今シーズンのシガ予報(2020-2021) [久慈川のシガ]

エルニーニョ/ラニーニャ現象とシガの発生回数について資料にまとめました。
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線から南米沿岸にかけて、海面水温が平年より高く(エルニーニョ現象)なったり、低く(ラニーニャ現象)なる現象で、地球規模での異常気象の原因と言われています。
日本ではエルニーニョ現象の年は暖冬、ラニーニャ現象の年は寒冬になる傾向があります。

追加資料_エルニーニョ_ラニーニャとシガ発生回数32.JPG

この図を見ると、エルニーニョ/ラニーニャ現象とシガ発生回数には明確な相関があることがわかります。エルニーニョ現象の年にはシガ発生回数が少なく、ラニーニャ現象の年にはシガ発生回数が多いことがわかると思います。
2020年はエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していませんが、北極上空のジェット気流が非常に強く、寒気が極地に閉じ込められて、日本への寒気の吹き出しが弱かったためシガの発生回数が少なかったと考えています。

ラニーニャ2.JPG

10月9日に気象庁が発表したエルニーニョ監視速報によると、今年の冬はラニーニャ現象が発生する可能性が高いとのことで、2018年のような美しいシガが見れるかもしれませんね。
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