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ギンギラ太陽’s 東京地方公演 [エンターテイメント]

ここは天王洲アイルにある天王洲銀河劇場

  

普段はモノレールで通り過ぎるだけの場所ですが、今回はこちらで開催されたギンギラ太陽’s
「翼をくださいっ!さらばYS-11 」の舞台を見に行ってきました。

               

ギンギラ太陽’s
http://www.gingira.com/

◇ギンギラ太陽’sとは
地元福岡では彼らのことを知らない人はいないと言われる程有名な超人気かぶりモノ劇団です。
主に福岡の西鉄ホールで上演していて、毎回、3000人以上の観客動員があり、福岡公演では
チケットがほぼ即日完売するほどの人気です。
ギンギラ太陽’sの作品には「人間」は一切出てきません。「建物」や「乗り物」を始めとした「モノ」
を擬人化することで物語は綴られます。役者は「かぶりモノ」を被り、一人何役もの役を「かぶり
モノ」と衣装を歌舞伎さながら早変わりで演じていきます。
「かぶりモノ」とくればコント的と思われがちですが、ギンギラ太陽’sの特徴は大塚ムネトの徹底
した地元取材と、その情報源に基づいて描かれた脚本であり、劇団の代表作「天神開拓史」
「翼をくださいっ!」は、いずれも地元福岡の現在と過去を写しだした作品として、笑いとともに
史実に基づく描写が客席に感動をもたらしてくれます。
まさにモノいわぬモノたちのモノがたり。
人間が登場しないヒューマンドラマとして、独自な表現を舞台で行っています。

  

まずは公演に先立ち、西鉄バス軍団の登場です。

  

ギンギラの公演では、公演前にこのように出演者と記念撮影ができるんですよ。
ちょっとびっくりですよね!こんなところにも彼らの人気の秘密が伺えます。

「翼をくださいっ!さらばYS-11 」は飛行機、空港など「空の方々」が繰り広げる物語です。
唯一の国産飛行機として華々しくデビューしながら、2006年に機体もエンジンも「飛行可能」
のまま日本の空から引退したYS-11の“生き様”と、1998年に「大手航空会社の半額運賃」
で航空業界へとたった一機で新規参入したスカイマークエアラインズが様々な困難を乗り越え
ながら一人前の会社へと成長していく姿とを重ね合わせ、国産飛行機製造にかける思い、
寡占状態の空に挑む若き翼など、「空」にかかわるモノたちの大空にかける期待や熱意、
挫折を描いた作品です。

飛行機マニアの方もそうでない人も、きっと満足できる舞台だと思います。


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コメント 4

とり

面白そうな題材ですね~。
今からでも見れるのかしらん?
by とり (2008-01-14 19:56) 

basashi

>とりさん
残念ながら今回の東京公演は本日(1/14)が最終日でした。
どうしても気になるのであれば、今度福岡まで見に行かれてはいかがですか。^^;
by basashi (2008-01-14 21:50) 

天王洲はお散歩するのに良い所ですよね。
ここも写真撮ったことがあります。
お芝居の写真撮っていいの??と心配したら・・・おおらかですね。
今年もよろしくぅ~♪
by (2008-01-14 23:57) 

basashi

>まぐろとわさびさん
公演前とはいえ、舞台の写真が撮れるとは驚きでした。
こちらこそ宜しくお願いします。
by basashi (2008-01-15 07:54) 

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