あの日 [鉄道]
ここは山形県最上川の河口から10.8kmの場所にあるJR羽越本線の第2最上川橋梁。
2005年（平成17年）12月25日19時14分頃、山形県東田川郡庄内町榎木のJR羽越本線
北余目駅～砂越駅間の第2最上川橋梁付近において、秋田発新潟行きの上り特急
「いなほ14号」が突風にあおられて脱線、転覆して、先頭車両に乗っていた5人が死亡、
32人が重軽傷を負いました。
事故から2年後の2007年12月21日、山形県庄内警察署に置かれていた同事故捜査本部
は委嘱専門機関の鑑定結果として、突風の原因を『竜巻と見られる』と発表しました。
山形県警察が東京都内の大学研究室に依頼した風洞実験の結果、当該列車は風速40m
以上の突風に襲われたと推定しました。
しかし、事故当日の気象庁酒田測候所が観測した最大瞬間風速は21.6m、現場近くのJR
が設置した風速計の数値も20m程度と、極狭い範囲を移動した突風に対して、管理側で
異常を検知することは出来ませんでした。
この事故を受けてJR東日本は、2007年1月に余目駅屋上に1億円をかけてドップラー・
レーダーを設置し、同年3月より使用を開始しました。
ドップラーレーダーは局地的な強風(竜巻やダウンバースト)を予測できると言われており、
日本の主要空港等に設置されていますが、鉄道事業者としては初の試みです。
事故現場にはその後、このような慰霊碑が建立され、私も記帳してきました。
二度とこのような事故が起きないよう、再発防止をお願いするとともに、この事故でお亡く
なりになられた方のご冥福をお祈りします。
駅長猫コトラ [鉄道]
だけですからね。
その分、今週は、東京ミッドタウンにあるFUJIFILM SQUARE（フジフイルム スクエア）で
開催されている、「みんなの鉄道」写真展へと行ってきました。
FUJIFILM SQUARE
http://fujifilmsquare.jp/
FUJIFILM SQUAREでは、1F ギャラリー「PHOTO IS」において、2009年4月29日（水）から
5月27日（水）まで、『「みんなの鉄道」写真展～おいでよ！レール エンターテインメント～』を
開催しています。
写真家 矢野 直美トークショー～ゆれて ながれて であう 幸せな瞬間～
http://fujifilmsquare.jp/detail/0904290102.html
そして、このトークショーではスペシャルゲストとして旧片上鉄道吉ヶ原駅の駅長猫コトラちゃん
が登場しました。
コトラは、2002年、岡山県久米郡美咲町吉ヶ原生まれ。同年5月に片上鉄道保存会会員に
もらわれて以来、月に一度、旧片上鉄道吉ヶ原駅で駅長猫として働いています。
片上鉄道保存会
http://www.ne.jp/asahi/katatetsu/hozonkai/
トークショー終了後の撮影会の様子です。
撮影会では大勢の人間に囲まれていましたが、嫌がることなくお仕事がんばっていました。
さすが駅長猫さんですね。
鉄子さんのトークショー [鉄道]
会場に着くと、凄いカメラを持ったお兄さんがたくさん来場されていたのですが、こんなところに
カメラを持ち込んで何をするのかと思っていたら、彼らの目的は各ブースでのモデルの撮影会
でした。何だ、単なるカメラ小僧だったのか。
今回の目的は、タムロンブースで開催された鉄道写真家の広田泉さんとフォトライターの
矢野直美さんによるスペシャルトークショーです。
矢野さんは電車の写真を撮る時、いつもファインダーを覗きながら、電車に向かい、笑って
シャッターを押すそうです。ちょっと間違うと危ない人に見られてしまいますが、ほんと電車に
恋しているんですね。
素敵な鉄子さん [鉄道]
との説がありますが、その漫画にも登場したこともあるという素敵な鉄子さんを紹介します。
矢野直美さんは、鉄道の旅をこよなく愛するフォトライター。鉄道写真はもちろん、旅先で
出会った人々や情景を撮影し、紀行文を添える独特の作風で人気を集めています。
そんな彼女が、カメラを片手に冬の東北を旅する番組がBSジャパンで放送されました。
キヤノン プレミアム アーカイブス 写真家たちの日本紀行～未来に残したい情景
http://www.bs-j.co.jp/shashinka/
1月24日放送 冬の日本海 五能線の情景
1月31日放送 秋田 山間列車のある風景
そんな矢野さんにとって、鉄道とは？
「どうして鉄道が好きなんですかって、ほんとに158回くらいは聞かれていると思うんです
けども、いつもそのたびに恋なんですって言うふうに答えていて．．．」
「走ってくる姿がカッコ良かったら、憧れの先輩を体育館の片隅で見つめているような、
大好き大好きって、シャッターを押しながら告白しているような感じですよね。恥ずかしく
なっちゃいました。なんか喋っているうちに．．．(笑)」
うんうん、わかりますよ、その気持ち。
私も高校の修学旅行の時、憧れの娘の写真を何とか撮ろうと、新幹線の中でがんばった
なぁ。今思えば、「写真撮らせてね」って一言言えば済んだのに．．．
矢野直美の 晴れ、ときどき たび日記
http://yano.oline.jp/
矢野さんは、JTB時刻表のグラビアページにも「矢野直美のダイヤに輝く鉄おとめ」を
連載中です。
常磐ミニ新線 [鉄道]
このほど完成しました。
一瞬、本気で喜んでしまった方がいたらごめんなさい。^^;
これはＪＲ水戸駅構内にあるミニ電車です。
普段は研修用に使われているようですが、各地で開催されるイベント時には、実際に乗ること
もできます。
見た目はおもちゃみたいですが、ちゃんとレールの上を走るので、どこでも行けちゃいます。
どこまで行けるかな [鉄道]
庄内から東京へとお出かけする時に便利なのが、JRの庄内フリーきっぷ。
上越、山形新幹線(指定席可)、寝台特急あけぼの(Ｂ寝台)に乗車することができ、お値段は
22000円です。(４日間有効)
この切符を使って単純往復するだけでも若干お得なのですが、この切符の最大の特徴は、
なんと東京フリー区間が乗り放題なんですよ！
今回は、その切符を使って何処まで行けるか冒険してみました。^^;
おおっ、東京にもこんな自然豊かなところがあるんですね。
線路はここまでよ。
奥多摩駅
あらっ、こんなところまで来てしまった！
こりゃ、帰るのが大変そうだなぁ。^^;
お出かけするのが土、日曜であれば、もっとお得な土日きっぷ18000円もありますよ。
ドップラーレーダー [鉄道]
羽越本線 余目（あまるめ）駅に設置されているＪＲで唯一のドップラーレーダーです。
これは2005年12月25日の羽越本線砂越～北余目間第2最上川鉄橋付近で発生した
特急「いなほ14号」の脱線事故を受け、2007年に設置されたものです。
ドップラーレーダーは局地的な強風(竜巻やダウンバースト)を予測できると言われており、
日本の主要空港等に設置されていますが、鉄道においては初の試みです。
今後はこの教訓を生かして安全運行に勤めて下さいね。
オランダ国鉄(NS) [鉄道]
オランダは鉄道網がきちんと整備されていて、乗り心地も最高です。
車両はインターシティー（特急）、ローカル電車共に１等と２等に分かれています。
日本と違ってインターシティーでも乗車券のみで乗車することができるのでとっても便利です。
下記はオランダ国鉄を代表する車両です。塗装はどれも黄色とブルーのラインを基調としています。
インターシティー 機関車タイプ
インターシティー オールダブルデッカー8200系 "Regiorunner"
インターシティー 4000/4200系 "Koploper"
どことなく日本の特急電車に似ていて、親近感が沸きますよね。
ローカル電車 500系 "Dog Nose"
別名、チワワ電車とも呼ばれています。
不思議な標識 [鉄道]
私がいつも使っている地下鉄の駅には、運転手への情報伝達のためにこのような気象告知板が
設置してあります。
今日は空気乾燥警戒の表示が出ていたのですが、空気が乾燥していると電車の運行に何か
支障があるのでしょうか？
”風邪ひくなよ～”、って意味ではないよね。^^;
