SSブログ

日本航空が成田-ボストン便をB787で就航 [馬さし経済研究所]

4月22日、日本航空の成田―ボストン(米国)便が就航しました。
日本からボストンへの直行便はこれまで無く、米国内での乗り換えが必要でした。
ボストン直行便の就航は、日本からボストンへのビジネス、観光の足として期待されて
います。

またこのボストン便は、日本航空として燃費効率の良い最新鋭のボーイング787の初定期
便となります。B787は大型機並みの航続距離を持ち、燃費効率は現行の同型機と比べて
20%向上しています。

日本航空は10年1月の経営破綻後、赤字路線からの撤退を進めていましたが、新たな中期
経営計画で、リストラ路線から反転上昇を目指す姿勢を鮮明に打ち出しました。
日本航空が成田発着の新規路線を開設するのは、8年ぶりとなります。

日本航空はこのほか、12月に成田-サンディエゴ(米国)、13年3月には成田-ヘルシンキ
(フィンランド)にB787で新規就航予定です。

直近の航空運賃をボストン便とニューヨーク便で比べると、成田-ボストン便はJAL/AA
ダイナミックセイバー7で175,950円(5/30発 6/4着)であるのに対して、成田-ニューヨーク
便は139,450円とボストン便の方が売価が高いことがわかります。

日本国内でのLCCの登場で、既存航空会社への影響が心配される中、日本航空の進める
このような新戦略は、新たな収益の柱になることは間違いないでしょう。


以前から当ブログをご覧になっている方はご存じだと思いますが、私は航空業界に対して
いくつか提案記事を書いています。

今回のボストン直行便については、2007年に提案していますが、経済性の高いB787の登場
で可能になりました。
松坂ジェットについても、ボストンレッドソックスの松坂投手の成績次第ですが、まだ
可能性は十分あると思っています。

茨城空港は必要か(新たな需要の可能性)
http://basashi-diary.blog.so-net.ne.jp/2009-07-10

羽田-成田空港にこそリニア新線を
http://basashi-diary.blog.so-net.ne.jp/2008-10-18

松坂ジェット実現の可能性(後編)
http://basashi-diary.blog.so-net.ne.jp/2007-05-27

松坂ジェット実現の可能性(前編)
http://basashi-diary.blog.so-net.ne.jp/2007-05-26

茨城空港ついては、格安旅行会社のHISに運営を委託任してはどうかとの提案(茨城県
にも県政への提案として茨城県HPに掲載)でしたが、開港時はチャーター便の拠点に
なると共に、現在はHISとも関係の深いスカイマークが茨城-新千歳、茨城-神戸に
各2便運航しており、何らかのヒントにはなったかと思います。

これからも良いアイデアがあれば提案していきたいと思っています。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

偕楽園の梅便り2012腹つづみ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。