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沈まぬ太陽 [エアライン]

日本航空の労組活動に焦点を当てた山崎 豊子のベストセラー小説です。
実在した日本航空の元エリート社員をモデルとし、労働組合の委員長を務めたために、内規を
無視した相次ぐ左遷を受けるが、不屈の闘志で立ち向かう男の運命を描いた作品とのこと。

第3篇は、1985年に御巣鷹山に墜落したJAL123便(JA8119)の事故を扱った内容です。
分類上はフィクションですが、綿密な取材に基づいており、内容の信憑性は高いと評価されて
いるようです。
私もこの第3篇を読みましたが、読んでいて悲しくなってしまう部分が何箇所もありました。
二度とこのようなことが起こらないことを願います。

ところで、ホリエモンが東京拘置所にいる間に、この小説に感動して御巣鷹山に登ったという
報道がありました。この主人公と自分をダブらせてみたのでしょうか。
ホリエモン、行動力は人並み以上にあるみたいですねぇ。

沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇

沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇

  • 作者: 山崎 豊子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 文庫


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コメント 8

ぷらぷら

この本、私は読んだ事が無くて、丁度知り合いから教えられて、読んでみようと思っていたんですよ、でも、結構読みでが有りそうですね。
by ぷらぷら (2006-05-24 16:21) 

basashi

ANAのSFCを目指してさん
全5巻ありますから、結構読み応えがあるのではないでしょうか。
そんな時間がないという方は、私みたいに第3篇の御巣鷹山篇だけ読むと
いう手もあります。
あと、航空業界に就職希望の方は読んでおいた方がいいかもしれません。
by basashi (2006-05-24 17:25) 

atc_on_tower787

昔買って以来ホコリをかぶったままになっているのですが,basashiさんの書き込みを見て,読んでみようかと思った次第です.
友達に,読まないなら頂戴!と言われていたのですが,あげなくて良かった..
by atc_on_tower787 (2006-05-24 23:03) 

basashi

そうまうまさん
やはりこの小説、航空関係に詳しい方の間では有名な小説みたいですね。
いつも勉強で多忙のようですが、お時間があったら読んでみて下さい。
by basashi (2006-05-25 05:41) 

炎遊人

小生も以前これを読みましたが、僻地赴任のところが自分の出張先と極似している部分があり他人事で無いなと考えたりしました。 このモデルになった人は昨年だったか亡くなられたとのことですが、本人のコメントとともに数奇な運命をドキュメンタリーで見てみたかった。
by 炎遊人 (2006-05-29 06:20) 

basashi

炎遊人さん
このモデルになった方は、もうお亡くなりになられたんですか。
そのうちテレビドラマ化されたら見てみたいですね。
by basashi (2006-05-29 19:37) 

atc_on_tower787

結局,空いた時間を使って先にアフリカ編を読んでしまいました...ご家族の事を思うと切なくなってきます.もう次の御巣鷹山編を読まずにはいられません.
by atc_on_tower787 (2006-06-01 21:43) 

basashi

そうまうまさん
沈まぬ太陽、映画化決定だそうです。
私は映像化されるとしても、日航機墜落25年にあたる2010年だと思って
いたのですが、予想よりも早く見ることができそうです。
by basashi (2006-06-02 06:25) 

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